この記事では、初めてマラウィを訪れる方向けに、宿・観光地・移動手段・注意点をまとめています。
マラウィを訪れた理由やルート概要
訪れた目的ときっかけ
アフリカ縦断でマラウィを訪れる人は比較的少ないように思います。
インフラが整っておらず計画を立てづらいのと、湖以外にあまり見所がないからです。
僕もマラウィ行きは結構迷いつつ、行くことを決めました。
理由は2つです。
①タンザン鉄道が運休だったから
タンザニアとザンビアを結ぶタンザン鉄道を使う人が多い。
僕もそのルートを考えていたのですが、まさかの運休だった。
そのため次点で考えていたマラウィ行きを選びました。
②湖でのんびりしたかったから
慣れないアフリカ旅で疲れていたので、湖畔でのんびりしたいと思ったからです。
長距離バスに値段交渉、途中は風邪引いたりと疲れが出ていました。
一旦湖でも眺めつつのんびりしようと思いました。
入国・出国ルート(どこから入り、どこへ抜けたか)
入国はタンザニアのムベヤから、マラウィのカロンガに入りました。
出国はマラウィのリロングウェから、ザンビアのルサカに出発しました。
下記が実際に移動したルートです。
A:ムベヤ(タンザニア)
B:カロンガ
C:ンカタベイ
D:リロングウェ
E:ルサカ(ザンビア)
訪れた都市と記事リンク一覧

都市名 | 記事リンク | 特徴(ひとこと) | 治安 |
---|---|---|---|
カロンガ | ▶ カロンガ滞在記 | タンザニア寄り国境の街。オンライン予約できる宿がほぼないので、現地に直接行って予約する。 | かなり良い。のんびりしていて、居心地が良いです。観光地ではないので、押し売りはもちろんありません。 |
ンカタベイ | ▶ ンカタベイ滞在記 | マラウィの観光地。湖を眺めながらのんびりできます。マラウィに来たならぜひ訪れてみてください。 | 良い。街の人は穏やかで話しかけてくれます。観光地なので押し売りもありますが、良心的です。 |
リロングウェ | ▶ リンロングウェ滞在記 | ザンビア寄りの国境の街。ザンビアに行く前の経由地点です。 | 良い。1日しかいなかったので正確にはわからないが、安心して過ごせた。 |
マラウィはとにかく人は穏やかでした。
押し売りはほぼなかったし、ぼったくりもありませんでした。
有名なひろゆきのアフリカ旅でも言及されてましたが、マラウィは安心して過ごせます。
ただし道が舗装されていないところもあり、移動はややストレスを感じます。
この国で気をつけたいこと
人は穏やかなので、ぼったくりや事件はほぼないと思います。
実際にアフリカでも平和な国として有名です。
ただ経済的に貧しい国なので、インフラ面でストレスかかる時はあります。
①バスの時間がズレる

道路が凸凹でゆっくり移動するので、時間がかかります。
またバスも人数が集まってから出発。
朝6時に来てと言われたのに、実際は8時にようやく出発ということもありました。
マラウィでバス移動する際は、ポレポレ(ゆっくりと)の精神を持ちましょう。
↓その際の体験談は下記のnoteで記録してます。↓

②ATMがたまに壊れてる/ブラックマーケットもある
ATMがちょくちょく壊れてることがあります。
僕の場合は別のATMに行ったりして大丈夫でしたが、
別の旅行者はお金が下ろせないという事態になった人もいるらしい
なのでドルを50~100ドルくらい持っておくと安心です。
マラウィではドルを高額で両替してくれるブラックマーケットも有名です。
僕は利用してませんが、どうやら2〜3倍くらいのレートで現地通過に両替してくれるらしい。
もしも興味ある方は、ドルを多めに持っていくのもアリです。
マラウィ湖の寄生虫について

マラウィ湖にはビルハルツ住血吸虫という寄生虫がいるようです。
そのため政府の公式見解としては、遊泳は推薦していません。
ただ実際には現地で泳いでる人は結構いるので、
もしも泳ぎたい場合は、寄生虫を殺す薬を服用をお勧めします。
ちなみに僕はガッツリは泳ぎませんでしたが、
SUPなどのマリンスポーツはしました。
かなり湖の水にも触れましたが特に問題はありませんでした。
(薬も服用しておりません。薬局探したが見つからなかった…)
寄生虫などの注意喚起は注意しつつ、恐れすぎないこと。
寄生虫に限らずですが、政府が発表する公式情報は、危険を強く煽るのが常です。
当たり前ですが、何かあったときに責任が取れないからです。
ただ実際に旅人の話を聞くと湖で泳いだけど問題なかったという人もいたし、
逆に病気になったという人の話は聞きませんでした。
僕の判断軸としては、ンカタベイなどの観光地などで他の観光客が遊んでたら大丈夫。
ただ観光地以外の場所で泳ぐのは絶対NGです。
注意はもちろん大事ですが、
その上で自己判断で楽しむという事も大事なマインドだと思います。
観光・見どころ
マラウィの観光地はなんといっても、マラウィ湖です。
まるで海のような大きさにびっくりします。
ンカタベイ:湖畔の宿でリラックス

マラウィ有数の観光地であるンカタベイ。
ここにある有名宿の多くが、湖に面した場所に立地しています。
朝日や夕陽を湖越しに見るのは圧巻。
宿によってはSUPやボート遊びができる所もあります。
カロンガ:湖までお散歩

タンザニアとの国境の街で、湖までお散歩しました。
のんびりとした雰囲気で安心して歩け、湖が見えてきた時には感動しました。
地元の子供達が遊泳していたり、漁師さんが魚を取っていたりと現地の人の生活を垣間見えます。
↓その際の体験談は下記のnoteで記録してます。↓

マラウィを振り返ってまとめ
マラウィはアフリカの中で平和な国だと言われています。
実際に人々はとても穏やかで、どこに行っても安心して過ごせました。
また、マラウィ湖は海のように大きくて、眺めてるだけでも落ち着けます。
アフリカ縦断旅で、なかなか水辺を見ることは少ないので、個人的にはお勧めの場所です。
最初は行くかどうか迷ったマラウィでしたが、行ってよかったです。
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